2019年5月27日

 朝の地下鉄で、七人掛けの真ん中が空いていたので座ったところ、途中駅で両脇の人が降りて、あらたに右側に中学生、左側に初老のおじさんというラインナップになった。中学生は、座るなり鞄から数学の問題集を取り出し、方程式をすごい勢いで説きだした。ふうんと思いながら、それまで読んでいた本に目を落とすと、おじさんのほうから、なりやらにぎやかな音が聞こえてくる。なんぞ?と目をおじさんのほうにやると、スマホの画面に神輿がせいやせいやと担がれている様子が映っている。せいやせいやピッピピッピは大音量ではないものの、そこそこ耳奥に届いてくるので、なんとも心地が乱れてきて、イヤフォンをつけて音楽を聴くこととする。今日も、地下鉄は、いろいろな人を乗せて、東京のも暗闇をあっちへ行ったり。こっちへ行ったりするのですね。

11760歩・8.4㎞

2019年5月26日

 よく晴れた日曜日。午前中に筋トレ&ジョギングができて、うれしい休日。

 ジョギング後のスーパーからの帰り道で、マジンガージジババの田んぼでオタマジャクシを見かけました。なんだか、すごくたくさんいて、あれがみんなカエルになったら地球がカエルだらけになっちゃうかもと思ったりもしたけど、今年に限った話ではないので、そうはならないですね、はい。

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おたまじゃくしぞろぞろ

 ちなみに、マジンガージジババとは、近所で小さな田んぼと畑をやっている老夫婦のこと。ある日、背にマジンガーZのイラストがついた椅子が、ジジババの納屋の前に出ていたんですね。多分、ご子息が小学生のときに使った学習机にセットされたいたものでしょう。なんだか懐かく感じながら、こういうものは捨てられないんだなあと思いつつ、老夫婦をマジンガージジババと呼ぶことにしたのでした。

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マジンガージジババのたんぼ

13776歩・10.6㎞ 

2019年5月25日

 久しぶりの土曜日出勤。ちょっとしたご褒美にこの時期限定のちょっと高い天丼弁当を求める。海老二尾に加え、キスが入っているのがうれしい。

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 7階で『角川俳句6月号」も求める。表紙がリニューアルして美しい日本画となっているではないか。ほう、令和とはそういう時代なのかねと思う。令和令和と騒ぐ人はたくさんいるみたいだけど、それぞれのイメージはいかばかりかと興味深く。しかし、ロゴと絵のミスマッチ感がなんとも気持ち悪く感じるんだけど、デザイナーさん的にはどうなんだろうね? と余計なことを考える。

 余計なことと言えば、時評のページで、書き手が配偶者の師匠の句を引き「真綿で首を絞められたような窮屈さを感じる」と指摘していて、その主張に頷きながらも、なんとも胸がざわざわする。関係各位は大人と思いつつも。

 

11247歩・8.5㎞

2019年5月23日

 じわじわと忙しくなって昼食をとりはぐる。夕方、空き時間をみつけて書店へ。週刊文春で取り上げられていた『消えゆく横丁 平成酒場始末記』(藤木TDC・イシワタリフミアキ/ちくま文庫)を求める。なくなっていく酒場横丁の記録。老年の入口に立ち、酒場を梯子する取材に無理を感じ始めた著者二人のあとがきが、ちょっと哀しい。そうだよねえ、いつまでも無茶はできないよね。

10283歩・7.7㎞

2019年5月22日

 朝一会議の日なので、ワシワシと6時に起きて定時の電車に駆け込むものの、北千住駅手前で急病のお客様の対応でスローダウン。仕方のないところだけど、でもねえと思いつつ7分遅れで到着。乗り換えの千代田線も、根津駅で後続列車遅延のための時間調整で3分の停車。加えて、御茶ノ水駅、大手町駅日比谷駅でも調整が続き、いつもなら20分前までに着くところが、タイムカードは定時ぴったりの打刻となる。誰が悪いわけではないけど、なんだかねえの一日のはじまりだったのです。

 

8440歩・6.4㎞

2019年5月21日

 雨の火曜日。といってもなにか意味があるわけではないのね。たまたま火曜日に雨が降ったと。帰宅時は傘を使わずにすんだりと、予報ほどはひどいことにはならなかったけど、雨に弱い常磐線は、帰りの電車がしっかり遅れて、5分の遅延が乗り換えの関係で40分のロスになってしまいました。

 まあ、JRの人もちゃんとやってるんだとは思うけど、時間を無駄遣いしているような気がして、ついついプンスカしちゃうよね。で、プリプリしている自分を大人げないなあと思っては、ちょっと気が滅入ったりして、なんとも悪循環。駅で待つ40分をポジティブにできないもんですかね。

 

11142歩・8.3km